新たな研究成果が発表されました
酪農学園大学の臼井優教授(獣医学類)による“動物由来薬剤耐性菌の環境やヒトへの伝播機構の解明とその対策”にまつわる研究において、イエバエ幼虫による肥料化で豚糞便に含まれる薬剤耐性菌を著しく減少させることが確認され、その研究成果が発表されました。
https://www.rakuno.ac.jp/archives/34888.html
イエバエ幼虫による肥料化は、幼虫が分泌する消化酵素によってわずか7日間で行われます。
この肥料を評価した結果、家畜糞便に含まれた薬剤耐性菌が著しく減少しており、また高品質な肥料であることが確認されました。
今回の成果が農畜産業に活用されることで、農場からの薬剤耐性菌の拡散を防ぐことが期待されます。